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陰謀観察&研究
by gangster007
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The Templar Revelation
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マグダラとヨハネのミステリー (アマゾン)

テンプル騎士団の隠された正体

テンプル騎士団とカタリ派はある秘密を共有していた?

学界では、テンプル騎士団が「オカルト」的なものに絡んでいたと
いうのは非常識とみなされている。ほとんどの歴史家は、テンプル
騎士団はたんに見たとおりの戦闘修道僧にすぎないと主張して
おり、彼らが神秘的なものに絡んでいたというのは、想像力を働か
せすぎか、ずさんな調査のためとみなしている。これが一般的な
了解事項なので、テンプル騎士団の神秘面に興味をもつ歴史家
でも、名誉(や研究予算)を失うことを恐れて、あえて声高に言い
争ったりはしないものである。したがって、このような研究は、
たとえ何らかの結果が得られても決して公にされることはない。
(テンプル騎士団の神秘面が重要なことを個人的には認めている
著名な歴史家もいるが、決してそれを公言しようとはしない。)

このような態度は、テンプル騎士団にかかわる重要な場所について
の研究を見落とすことになる。この理由から、じつに不思議なこと
にラングドック=ルションというきわめて興味深い土地が見すごさ
れてきた。ここは聖地の外にあるテンプル騎士団の故郷であり、
全ヨーロッパのテンプル騎士団の要塞や管区領のじつに三十パーセ
ント以上がこの狭い地域に集中していた。それにもかかわらず考古
学的な研究はほとんどされておらず、鍵となるいくつかの場所の
調査にいたってはまったく手もつけられていないのである。公式に
は無視されてきた一方で、この謎めいた騎士団に情熱を傾ける多く
の個人研究家たちが調査を担当し、これらのテンプル騎士団遺跡の
保存や保護を自分たちの義務と考える土地の人びとも少なくない。
【中略】

テンプル騎士団の本質は、秘儀伝授と秘密に基づく位階制度の
もとで運用される秘儀宗派であり、秘密の内部集団が存在した
可能性は高い。したがって、一兵卒のテンプル騎士は、上位の
騎士ほど事情に通じていなかっただけではなく、実際の信仰も異な
っていた可能性が高い。ほとんどのテンプル騎士たちは、見掛け
どおりのキリスト教兵士にすぎなかったが、内部集団の人びとは
そうではなかったのである。テンプル騎士団の内部集団の目的は、
神秘的・宗教的な事柄を詳しく調査することにあったらしい。
彼らが秘密を守っていたのは、ユダヤやイスラム世界の秘密を対象
にしていたからかもしれない。彼らは、発見できそうであれば、
文字どおり全世界の秘密を求めていたので、地理面・知識面の拡大
と共に、そのうちに異端信仰も許容なり包含するようになった
のである。【中略】

テンプル騎士団の内部集団は、自分たちの秘密の知識を守るため
ならば、どのようなことでも行なったらしい。著名な新約聖書学者
であるヒュー・ションフィールドの『エッセネ・オデッセー』に
よれば、テンプル騎士団はアトバッシユと呼ばれる暗号を使ってい
た。これがきわめて重要なのは、テンプル騎士団の創設より少なく
とも一千年以上前の死海文書の一部にこの暗号が用いられている
からである。これの意味するところは別にあったとしても、いずれに
してもテンプル騎士団は自分たちの秘密を守るためのきわめて高度
な技術に熟達しており、しかもその知識ははるかに年代を遡る秘儀
知識に基づいていた。ションフィールドによれば、この暗号法は、
テンプル騎士団が崇拝したとされる謎めいた斬首された頭像の名前
--パフォメット-- にも適用され、これがギリシア語の ソフィア
[知識]に転託したとする。グラハム・バンコックは『神の刻印』の
なかで、ソフィアは「『知恵』そのものである」と書いている。
しかし、これの意味するところはもっと重要であり、テンプル
騎士団の存在理由そのものにまで関わっている。

第四章テンプル騎士団の隠された正体
[P83-94]

The Templar Revelation_a0011290_20192940.jpg

■ ナイトの称号を持つ英国人俳優「イアン・ホルム」の出演映画
http://www5e.biglobe.ne.jp/~conspire/asyura_holm.html

The Templar Revelation:
Secret Guardians of the True Identity of Christ
amazon.com
の日本語訳本 「マグダラとヨハネのミステリー - 二つの顔を持ったイエス」
の中のテンプル騎士団についての記述。著者は、
The Stargate Conspiracyの、リン・ピクネット & クライブ・プリンス。

■ マグダラとヨハネのミステリー - 二つの顔を持ったイエス
[Lynn Picknett (原著), Clive Prince (原著), 林 和彦 (翻訳)]
アマゾン

Related Link:
■ Rothschilds and the Grail Bloodline
ロスチャイルドと聖杯の血脈
http://conspiracy.exblog.jp/2205849/

■ Pope was investigating Knights Templar before his election
新教皇が選挙前にテンプル騎士団の調査を実施
http://conspiracy.exblog.jp/1901752/

2005/09/26 追記
■ Zahi Hawass & The Osiris Shaft
エジプト考古学者ザヒ・ハワスとオシリス・シャフト
http://conspiracy.exblog.jp/2270720/

2005/10/03 追記
■ Rosslyn, ley lines and the baron knights
ロスリン礼拝堂、レイ・ライン、男爵の騎士
http://conspiracy.exblog.jp/2285040/




テンプル騎士団の隠された正体 続き

この内容は当然良いのだが、日本のアマゾンのカスタマーレビューが
異常に面白い。★1つの、否定的評価をきっぱりと書く奴が特に。
偉そうに問題点を指摘している。これどう言う訳か、何処かで
昔見たような、そんな感じを受けるなあ。T学会とか。
(このレビュアー、受験参考本のレビューを他にいっぱい書いているのが、
大笑い。 要は権威?に寄生する偏差値至上主義のゴミってとこか。
東大文1だってよ。PuPuPu公開している他のレビュー
ゴミレビュアーの再批評ってーのも、良いかも。藁)

2005/9/17追記
日本のアマゾンの不気味で変な噂について。
都合の悪い本を販売しない方針とか。
するとレビュアーの評もアレって事か?

■ ナゼ読めない…「アマゾン」で1年超も品切れの本
[ZAKZAK 2005/09/16]
http://www.zakzak.co.jp/top/2005_09/t2005091623.html

日本最大の書籍販売サイト『アマゾン・ドット・コム』で、ある本の品切れ状態が続いている。絶版本や希少本ではない。昨年4月に発売され、今年6月にも9刷となったロングセラーで、版元も大手の『文藝春秋』。ただ、郵政民営化を含めた小泉政権の規制緩和政策が、
なぜ、“米国追従”なのかを種明かしする内容だけに、
憶測が飛んでいる。


by gangster007 | 2005-09-01 20:56 | Books
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