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陰謀観察&研究
by gangster007
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アブダクション現象の意味する事 [Abduction]
【Abduction アブダクション 宇宙に連れ去られた13人】
ジョン E.マック ハーバード大学精神医学教授
アブダクション現象の意味する事 [Abduction]_a0011290_029847.jpg

この本の内容は驚くべきもの。なおかつ重要。
宇宙人アブダクションの個別事例から、超次元的存在に関する
肯定的見解にまで到達している。
この人が、抹殺される理由はココにある。
■Dr. John Mack Killed ジョン・E・マック博士殺害
http://conspiracy.exblog.jp/1102051/

「物理学・科学技術・生物学に対する意味合い」と、
「哲学的意味合い」、さらにアブダクション事例が暗示する
意識変革「パラダイム・シフト」についての記述を一部転載。

第16章 エイリアンの介入と人類の進化
    [アブダクション現象の意味する事]

物理学・科学技術・生物学に対する意味合い

[572P]
初期のUFO報告は現代科学に疑問を呈したが、科学はこの問題
そのものを主として無視と否定によってやりすごしてきた。
多数の報告にあるように、UFOが宇宙船だとすれば、それらは
どうやって地球へやって来たのか?それらの推進システムは
何なのか?いかにして長距離にわたって非常に強い光や熱を
発したり、見たところ重力の法則に逆らって加速や方向転換を
できるのか?これらは現代物理学のパラメーターの範囲内で
取り組むのは困難な疑問である
。アブダクション現象は、
昔からの科学技術上の謎にもっぱら新たな要因を加えてきた。
たとえば、エイリアンはどうやって壁を通り抜けるのか?
物理世界に対する従来の理解の範囲でしかものごとを見ない者
にしてみれば、このような疑問はばかばかしく思われるか、
見問違いや精神病の可能性をほのめかすだけだろう。
カルロスは一種の幽霊のような形態を背後に残し、光線によって
運ばれるあいだ細胞が振動して分解する感覚を説明している。
しかし、この変身プロセスは具体的にはどんなものなのか、
わたしたちにはまったくわからないのである。

切り傷やほかの損傷が見たところたちまち治癒されるのは、
どのようなメカニズムなのか?ある男性は、アブダクション
体験後に脚にできた、深さ数インチもの傷について話してくれた。
だが、この切り傷は24時間でほぼ消えたというのだ。
アブダクティーは追跡されていて、エイリアンたちは好きな
ときにいつでもどこでも彼らを見つけられるようだが、それは
どんなプロセスによってなのか?これにはインプラントが関係
しているのだろうか?エイリアンたちは、さまざまな技術に精通
していることにかけては人問より何千年も進んでいると指摘
されてきた。おそらくそうなのだろう。いずれにしても、
現代科学の枠組みの範囲内ではこれらのどの疑問にも
答えようはない。この分野ではしばしば言われるように、
アブダクション現象の次元間を橋渡しする特性はどのような
メカニズムなのかをさらに考究するには、物理学と比較宗教学や
精神研究を組み合わせた学際的研究がどうしても必要なのである。





哲学的意味合い

[573P]
UFOアブダクション現象が、わたしたちの世界観の転換を求めて
いるように見えると言うときは、二つの意味で考えるとよい
かもしれない。先に論じたように、一方では、エイリアンやUFO
自体は既成の物理法則や生物学の原則に逆らうやり方でふるまう
ように思われるので、わたしたちは少なくとも物質世界について
の知識をもっと広げなければUFOの機能を理解することはできない。
しかしこれらはしょせん、数世紀にわたって進歩してきた科学の
領域内の問題である。なんといっても、中世の人間が目の当たり
にすれば、現代のスペースシャトルや電子通信システムもまったく
魔法のように見えるだろう。それでもこれらはもっぱら西洋の伝統
にのっとった科学技術が生み出したものだ。だがアブダクション
現象によって提示される根本的な疑問は、現代科学の存在論的
枠組みの埒外にある
と思われ、その方法ではアプローチできない
ように見える。とりわけ重要なのは、アブダクションはどんな
現実の中で起こるのかを定義する問題である。

きわめて多くのアブダクティーが、自分の体験の少なくとも一部は、
わたしたちの理解するような宇宙の物理的空間/時間の次元内で
起こっているのではないという感覚をわたしに語ってきた。

エイリアンは別次元とこちら側を隔てるなんらかのバリアーに開いた
「隙間」、または「割れ目」を通って、「べールの彼方」から
わたしたちの世界へやって来ると彼らは言うのである。
アブダクティーの中にはあまり教育を受けていないので、このような
抽象概念や奇妙な次元間移動を説明する準備のでぎていない人も
いるものの、彼らは総じてアブダクション体験中に起こる
空間/時間の秩序の崩壊について語るのだ。彼らはエイリアンを、
そして実際自身のアブダクションそのものを、別の現実の中のこと
として体験するが、彼らにとってその現実とは、なじみのある
物理世界と同じくらい - いや、それ以上に強烈な現実感のある
ものなのである。サラはわたしのサンプルの中でも最も教養のある
一人であり、あるアブダクションに関する彼女の説明は、
多くのアブダクション体験者を代弁していると言えるだろう。
「次元が溶け合っていく……この次元を言葉にしたり物理用語で
描写することはできないわ。実際ここで起こっていたのではない
からよ。半分はここで起こり、もう半分はどこか別のところで
起こっていたの」。キャサリンは、わたしが報告した最後の
セッションから数週間後に行った1993年1月の退行セッションで、
地球で具現化する合間にいた「場所」を思い出したと語った。
その場所では体には実質がなく、一種のエネルギーの輪郭しか
ないらしい。「これはずっとずっとずっと昔のことだった」と
キャサリンは説明した。「わたしたちのだれもここには
いなかったころのことよ。この場所はまったく別の宇宙にあるの。
わたしたちの地球の空間/時間の次元のことではないのよ」

ある若い女性のアブダクティーは、退行セッション中に、
アブダクションの最中に起こる時間の枠組みが収斂する感覚に
ついてわたしに説明しようとした。かりに彼女をアンと呼ぶこと
にする。アンは異なる時間の中で同時に機能しているような気が
したという。
「すべての時間は一カ所に集まることができるのよ」とアンは言った。
「これは実感なの。哲学的に言ってるんじゃないわ。わたしは本当に
別の時問の枠組みへ行くことができて、(わたしの体験は)わたしを
別の時間の枠組みからここへ引っ張ってくることができるのよ」

「起こっている」、「起こった」、「リアル」などおなじみの
言葉の使い方自体を考え直し、字義どおりとは限らないと
見なさなければならないかもしれない。たとえばキャサリンやアンが
述べたように、ある出来事が別次元で起こったように見えるとき、
主としてわたしたちは強烈に感じられた体験を通してそれについて
知る-このとき主に利用できる認識手段は意識である-とすれば、
何がリアルまたは「真実」だとどうやって判断すればいいのだろうか?



パラダイム・シフト

[596P]
言うまでもなく、西洋科学によってもたらされた現代の世界観に
当てはめると、こうしたことはどれもあまり意味をなさない。
哲学者のリチャード・ターナスの言葉を借りれば、現代の世界観を
支配する前提は、人間の精神が宇宙に見出すいかなる意味も宇宙
に本来備わっているわけではなく、人間の精神によって宇宙に投影
されるものだということである。ターナスから見ると、
この完全な宇宙の空虚さ、この人間の絶対的特権意識は、おそらく
究極の人間中心的な投影であり、人間の自己誇大化のさりげない
が驚愕的な表現であって、宇宙的スケールの知的思い上がりを
表している。

過去四年間にわたってわたしが研究してきたアブダクティーたちの
語った体験は、宇宙にはその起源や目的はまったく未知ながら、
少なくとも数種類の知的存在ないし生命体がいる、という考え方を
支持するじゅうぶんな証拠となると思う。アブダクティーは自身の
体験を通じて、宇宙とは本質的に知的なものだと感じるように
導かれるようだ。その知性の表れ方は捉えがたく、複雑精妙で、
探求し始めることさえほとんどできないのだ。ここではとりわけ、
カルロスのことが思い出される。綿密に記録された臨死体験や、
世界中に出現する非常に入り組んだ象徴的なミステリーサークル
をはじめとして、わたしたちの方にその意昧に気づくつもりさえ
あれば、宇宙の知性がさまざまな表現様式を通して人類に手を
差し伸べているという、さらなる証拠を提供してくれるだろう。

本書を締めくくるにあたり、アブダクティーたちが暗黙のうちに
成し遂げた意識変革、すなわちパラダイムの変更を社会全体に
もたらすには、いったい何が必要だろうかと思わずには
いられない。必要なのは一種の文化的エゴの死だろう。
地球は、つまり人間も、宇宙の中心にいるわけではないことを
実証したコペルニクスの地動説以上に、根底から常識を
粉砕することが必要なのだ。

(自分の体験は実際に起こったということを認めるときに、
アブダクティーの多くが使う言葉)

UFOアブダクションとそれに関連する現象が暗示するのは、
人間とは意識を有する生命などほとんどいない宇宙に唯一君臨する
秀でた知的生物ではないということだ。それどころか、アブダクティー
の体験はこう暗示している。人類の参加している宇宙には、いくつか
の点で人類よりはるかに進んだ知的生命がいて、彼らは人類を屈服
させる力を持っている。だが彼らの目的について、人類はようやく
探求の途についたばかりのところなのである。

わたしの目から見ると、アブダクティーはそれぞれに英雄の旅に出た
パイオニアである。彼らは自身のエゴをめちゃめちゃにするような
恐怖を経験し、自身の体験をわたしたちに教えてくれると同時に、
意識を開放して、宇宙と人間精神には未知の次元が存在し、
両者はますます深く絡み合っていくことを知るからだ。
アブダクティーが自分の体験を認められるように手助けすると、
彼らの何人かは内面の変化を遂げ、自分が授かったものをわたし
たちに分け与えることの重要性を察知できるようになったのである。



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